2014年の2月に開催された「都市デザイン交流フォーラム2014」に引き続いて、
2度目のフォーラムが、”すみだリバーサイドホール”で12月21日に開催されました。
前回同様、CBNも共催団体の一員として名を連ねています。
今回のフォーラムの前半は、吉田さんを含む4人の専門家によるシンポジウムです。そして後半はワークショップとして、グループ別に吾妻橋の色のプランニングを試みました。
シンポジウムで報告されたのは、栗原裕さん(シビルデザイナー)、中野恒明さん(都市デザイナー)、それにCBNメンバーNCDの景観事業部長である杉山朗子さん、それに吉田慎悟さんの4人でした。
後半は、各Gに1人のまとめ役であるファシリテーターがついてのワークショップ。短い時間でしたが、各Gともしっかりした視点からきちんと結論を導きだしていました。
これらの披露された結論を聞いた3人のコメンテーター、尾登誠一さん(環境デザイナー)、小林正美さん(都市建築デザイナー)、宮沢功さん(環境デザイナー)が、それぞれの見解を語ったところで、フォーラムの終了です。
2回目となったフォーラムですが、なにより、このような橋の色をめぐっての一般市民から建築家、土木や都市計画、色彩などの幅広い領域からの専門家が一堂に会してのこの試みは、画期的な出来事として評価されるのではないかと、吉田さんは力説します。
当日はCBNのメンバーも1テーブルに集まって、とても真面目にシンポジウムを聞き、ワークショップに参加していました。なおフォーラム終了後、CBNのメンバーは会場近くの神谷バーに移動して、この日2度目のワークショップ(?)を開催していました。