「猿島要塞ツアー」2012年10月21日

カラービジネスネットワーク(CBN)は、快晴の夏日となった1021日日曜日に、「猿島探検ツアー」を横須賀市の景観行政に関わる方々の協力を得て実施しました。

 

参加者は11時にJR横須賀駅前に集合。横須賀市役所の方にご説明をいただきながら眼前の横須賀港のヴェルニー記念館の見学からスタートして、日米の潜水艦4隻が係留される横須賀港を左手に、整備された港湾部から市中心部へと向かいます。驚いたことに横須賀港の海は、想像よりずっと綺麗で、大小の魚がゆっくりと泳ぐ姿が楽しめました。

横須賀市の方から、横須賀の歴史を交えて、ビル群や広告等の色彩規制について、実例を前にしながら、景観行政の成果や苦労話などを伺いました。

三笠公園の桟橋に向かう途中、一行はスカジャン発祥の地、どぶ板通りに。ここで各自好みのお酒を調達。まだ開いていない多くの酒場に心を魅かれながら、足を進めて三笠公園へ。

ここから、12時半の船に乗り込み、およそ10分の船旅を終えて、猿島の浜辺に上陸しました。本当に、海が綺麗です。

 

大バーベキュー大会の前に、要塞島である猿島の探検を、ということで、ここでも市職員の方に丁寧にご案内いただきました。江戸末期の砲台建設から猿島の要塞としての歴史が始まり、第2次大戦での高射砲陣地、終戦による高射砲の撤去で、要塞としての幕を下ろした猿島。現在では、煉瓦で造られた要塞の中に入ることはできませんが、外側から往事の姿を偲ぶことができました。

一行は、夏の日差しを浴びながらの、一時間余りの猿島探検を終えて浜へ戻り、何故か要塞の島に完備されたバーベキュー施設で、宴が始まりました。何しろ暑い中での島歩き直後という状態で、食材の調理だの炭の用意だのを放り出して、先ずは、冷たいビールでの乾杯に大歓声。不覚なことにビールのうまさに屈したのか、交流に励みすぎたのか、参加者のカメラにはバーベキューの映像が残っていません。そのため、猿島探検ツアーの映像は、いきなりの集合写真で終わります。今回も、YRシートをご紹介したかったのですが、証拠写真としては、かろうじて写された乾杯前の瞬間しかありません。悪しからずご了解くだされば幸いです。

とはいえ、天候にも恵まれ、猿島探検は無事終了しました。三笠公園桟橋で解散後、多くの方が、どぶ板通りで沈没?されたようでした。

 

お世話になった横須賀市の都市部市街地整備課ならびにご関係の皆様、ご参加いただいた、神奈川デザイン機構を始め、色彩に関わる方々に、この場を借りてお礼を申し上げます。